該当と相当の意味の違いとは？分かりやすく解説！【例文あり】

「該当」とは?

「該当」とは、ある条件や範囲に含まれることを意味します。当てはまるという意味です。

「相当」とは?

「相当」には「ある程度、かなり、非常に」といった意味があり、事柄の程度を表すのに用いられる言葉です。

「該当」と「相当」の違い

「該当」はあるRANGEに入っているか否かを示すのに対し、「相当」は事柄の程度を表す言葉です。「該当する」という使われ方をする「該当」と、程度を修飾する「相当」という違いがあります。

「該当」を使った例文をいくつか紹介

・この商品は割引き対象に該当します。

・身長180cm以上は大人用サイズに該当します。

・注意点の2番に該当する方は別室で待ってください。

「相当」を使った例文をいくつか紹介

・大量のデータを処理するのに相当の時間がかかった。

・相当高い技術力が求められる難易度の高い試験だ。

・旅行前に相当な量の下調べをしておくことをおすすめする。

まとめ

「該当」がある条件への含みを示すのに対し、「相当」は事柄の程度を表す言葉であるという違いがある。用法を混同しないように注意したい。